(展覧会へのお誘い、宣伝、あるいは釈明のようなもの…)
ある展覧会へのお誘いのようなことを記します。(文:河野咲子)
もちもち
2023.11.27
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といっても、展示は1ヶ月も前から始まっているし、実質的にはあと2日程度で終わってしまう(しかもわたしの関係した展覧会内の企画は1週間以上前に終わっている!)のだから、お知らせが遅きに失していることはいなめません。この展覧会について(わたしのパースペクティブで)ある程度の文字数をついやして説明しようとするといくらかの困難がともなう(時間がかからざるをえない)ので、このようなお手紙の形式でのお誘いはどうにも記述しあぐねていたのでした。
長めの書き言葉での「お誘い」をなんとなしに諦めかけていたところ、つい先日、展覧会についてポッドキャストを収録できる運びとなりました。音声で話すとなれば、話し続ける行為や欠落や言い淀みのなかで、ざっくりと認識にかかわるニュアンスを表したということにできるだろう…ということで、展覧会の説明についてここではあまり記さずに、この音声に任せてみることにします。

展覧会の自然、文体、作家主義:「実効ガラ」からの脱出ゲーム
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そういうわけで、大岩雄典《カードゲーム》をあそぶ展覧会「実効ガラ」が11月30日まで(展示は28日まで)PARA神保町で開催されています。